やりたいことはいつかじゃなくて今日からやる。

旅行記とコレクション中心の記録

撮影記録 山口県 角島大橋

今週の一枚「冬の空」on 角島大橋

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冬の空気は澄んでいて遠景が見渡せますし、日没時間も早く、夕焼けの撮影にも活動しやすいので私にとって写真撮影のオンシーズンです。

今回は山口県の撮影スポット、角島のご紹介です。海上をドライブ(通行無料です)するだけでも気持ち良いですが、橋を中心に空間を全方向から撮影したくなる素敵な場所なのです。

<アクセス情報>

  • 駐車場:橋のたもとの海士ヶ瀬公園に有り
  • お手洗い:上記公園のほか、角島の中にもあり
  • 住所:山口県下関市豊北町角島

広告等でも写真がよくつかわれている場所なので、下記のような写真をご覧になったことがある方が多いのではないでしょうか?これは本州側から角島大橋を見た風景で、日本海の鮮やかさとまっすぐ伸びていく橋がなんともフォトジェニック。海の青さがより鮮やかなのはやはり夏のシーズンのようです(上記写真のみ、5月撮影、他は1月に撮影)。

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角島大橋の根元の海岸には降りることができます。上の写真の右側の砂浜に降りると、遠くに小さな灯台が見えます。

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砂浜には海鳥の足跡。残念ながら本体は観察できず。

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こちらの砂浜or角島大橋の上からは夕日がきれいに見えます、この日の夕焼けは優しいピンク色でした。

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一方、橋の左側の砂浜に降りると、橋本体の構造が俄然目立ってきます。

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日没後、街灯が点灯するとその光が海面に反射して美しい。

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夜景撮影の味の一つ、光芒はどーんと派手なのが好きなので、レンズの羽根の枚数は奇数が好き。ということで、今回もSIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM(9枚羽根)が大活躍、F8に絞って楽しみました。

 

 

撮影記録 山口県 秋吉台

今回は撮影スポット満載の山口県についてです。四季によって移り変わる自然の風景がとても気に入っています。

まずは有名どころの秋吉台秋吉台カルスト地形で、雨水で溶かされた石灰岩が窪んでできたドリーネ、ごろごろ乱立する石灰岩でここにしかない風景が広がります。冬の秋吉台はこんな感じ。

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この時期は、遊歩道に雪が残り、さらに殆ど無人ですので、まず足元に注意が必要です。他の季節に比べると、大きな生き物も殆ど姿をみかけません。雪を踏む自分の足音と、風の渡る音以外は殆ど無音、一風変わった風景を静寂と共に楽しめます。

よく見ると、雪に覆われた枯れ草の中にも春を待つ虫が潜んでいました。

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一見自然のままに見える風景ですが、毎年春には野焼きが入り、一面の草原が維持されています。春は沢山の野鳥が営巣し、秋はバッタ等の昆虫が飛び回る…と季節毎に変わる顔が面白い場所です。個人的には展望台から眺めるよりも、長者ヶ森の駐車場に車をとめて、短時間でも遊歩道を歩いてみる方が、五感に訴えるところが沢山あると思います。ドライブで通り抜けるだけでも気持ち良い場所ですが、一時散歩をオススメします。

ちなみに初夏だとこんな感じの一面緑の草原。ちょっと歩いただけでヒバリが空高く飛び上がる姿が見られ、キジが目前を飛来し、遠くからカッコウの声が聞こえる…というバードウォッチングに最高の場所です。

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<アクセス情報>

  • 宇部空港から自動車で50分位。
  • 駐車場有
  • お手洗い有

最後に1枚。枝の広がりっぷりが素敵な木。秋吉台には長者ヶ森以外の場所では木は殆ど生えていないのですが、たまにこのような木もあります。

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SIGMA 50mm F1.4 DG HSM発表

SIGMAのサイトで、SIGMA 50mm F1.4 DG HSMがArtラインのレンズとして発表されました!前進の50mm F1.4 EX DG HSMはお気に入りで、AF性能・速度以外には何ら画質に不満はなかったので、今回この新しいレンズはAF周りはどうなのか、どんな解像度とボケ味を見せてくれるのかとても楽しみです。最短撮影距離も以前の45cmから40cmに短縮しているところも良いですね。

気になるのはレンズの重さ…旧型だって505gと決して軽くはなかったのですが、今回のレンズの外観を見るとさらに巨大化しているように見えるので、重すぎないことを祈ります。

評判の良い35mmに加え、新しい50mmで見る世界はどんな風に写るのか?楽しみです。

Iittala Bird(イッタラバード)コレクション 中型サイズ編10 Song Thrush

本日紹介するのは、Birds by Toikkaの中から1997年のAnnual BirdのSong Thrush/ウタツグミです。イッタラミュージアムで見て以来、いつか手に入れたいと思っていた一体ですが、好みの形のものが見つかったので入手しました。

モデルになっているウタツグミは腹部に黒斑が入っているのが特徴的ですが、それが深緑色のベースの中の筋状のコントロールバブルで表されているようです。

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実際、腹部を光に透過させると小さな泡が沢山見えます。

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上から見るとこんな感じ。背中には派手な緑系のラスター模様が入ります。尾羽付近はスポット模様もぐっと伸びて線上に。

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背中の模様は、深緑のベースの上に乗っているので、オパールみたいな深みのある色合いに見えてとても綺麗です。

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サインはサンドブラスト、お馴染みのiマークシール付き。

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ぱっと見た時の派手さはないものの、コントロールバブルのテクニックとFlake状のラスターカラーで見ごたえのあるバードです。ボディのベースに使われている緑色も落ち着いた色で、他のバードでは見ない色味です。

 

撮影記録 東京国際フォーラム

今回ご紹介するのは、1997年にオープンしたコンベンションホール、東京国際フォーラムです。ガラス棟の名前の通り、ガラスを多用した舟形の建物がとてもフォトジェニックな場所で、何回も足を運びたくなる場所です。

<アクセス情報>

  • JR有楽町駅より徒歩1分
  • お手洗い完備

大きな支柱が2本、建物の端と端に立ち、間を肋骨のような構造が支えています。巨大な吹き抜けの空間の中には、空間を斜めに走る渡り廊下。下の写真は7Fから眺めたアトリウムの様子、日差しが入って気持ちの良い空間です。

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自由に歩ける渡り廊下では一歩ずつ、見える景色が変わるので是非ジグザグと歩いてみてください。

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曲線と直線の織り成す光景がどこを切り取っても絵になります。

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日が落ちるとこんな感じ。ガラスへの写り込みを狙ってシンメトリー構図で。

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ガラス壁や床に写り込む手摺のライトが集中線のようです。

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この建物は最上階の7Fから見ても、B1から見ても面白いです。下の写真はB1のInformationカウンターを前景に取り入れてみました。

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今回の写真もすべてCanon EOS6D+SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSMの組み合わせです。フルサイズで使う50mmの画角は使い勝手が本当に良くてびっくり。EOS6DもISO3200にISOautoの限度を設定しておけば、日暮れ時の撮影もチャレンジしやすくなって助かります。

この建物は超広角レンズとも相性良いはずなので、いつかその焦点距離を手に入れたら再訪したいところ。

撮影記録 大さん橋

みなとみらいにある代表的な夜景スポット大さん橋ランドマークタワーや赤レンガ倉庫などが眺められるのはもちろんですが、それ以外のところも撮影スポットとして魅力あふれる場所ですので、紹介します。

<アクセス情報>

この施設、駐車場、展示会などが開かれるホール、くじらの背中と呼ばれる屋上の三層構造になっています。今回特に紹介したいのは、屋上からの夜景と駐車場です。

まず屋上のスペースですが、こんな感じで板張りで若干の起伏のある素敵な場所です。

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 ベイブリッジやみなとみらい地区を眺望できるほか、この場所自体が緩やかな起伏に富み撮影しがいのある場所です。夜景撮影のスポットとしては問題なく三脚使用できる一方で、平らな手摺はないので手摺の上にカメラを置いて簡易夜景撮影、はちょっと難しいです。

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今回の写真もすべてEOS6D+SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSMの組み合わせです。個人的に夜景撮影の画角としては30-50mmくらいが良さそうだなと思いました。上の写真では、ベイブリッジ側にひいた場所から撮影していますが、みなとみらい地区の手摺側から撮影すればこのように海面に夜景が反射して綺麗です。

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続いては駐車場スペース。一番のお勧めは天井です!ライトに照らされて現代の神殿のような風情があります。こちらは広角レンズで再度撮影に挑みたいところ。

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夕日が天井に斜めに差し込む時間になると、天井の凹凸が強調されて版画のような趣に。

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金網に差し込んだ光線で玉ボケ。

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 最後に1枚、大さん橋の出口付近で。

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撮影記録 臨港パーク

横浜みなとみらい地区にある臨港パークは、ぎりぎりまで打ち寄せる波、遠景に見えるベイブリッジインターコンチネンタルホテルの特徴的な外観と見どころが沢山ある公園です。特に波打際に立つとベイブリッジ方面はちょうど東なので、オススメは夕焼けよりも朝焼けのタイミングです。

<アクセス情報>

夜景だとこんな雰囲気のところです。カーブ状に広がるステップと打ち寄せる波がこの公園のファザードだと思います。ここから下の写真は花火以外はEOS6D+SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSMです。

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早朝だとこんな感じ。”潮入りの池”と名前がついた場所から海側に向かって。

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ベイブリッジ越しに昇る朝日。光の帯が海上に現れて素敵。

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あっという間に日は昇り、朝日は雲の中へ。夕日が落ちる時の風景の移り変わりも迅速ですが、朝の風景も同じようにスピーディに変化する様子が観察できました。東の方から黒一色からの夜空が紺色に変わり、日が昇る前は地平線付近がピンク色に。太陽が昇ると明暗差はよりくっきりとして劇的に・・・とあっと いう間でした。

夕焼け撮影の時以上に日の出時刻の確認を強くオススメします。

 

<おまけ1>イッタラバードのBlack throated diver/オオハム(和名は推測…海鳥のアビの仲間)を波打際に置いて斜線構図で撮影してみました。30cm級の大きなバードですが、スケールの大きい風景なので本物の鳥みたいに馴染んでいます。この写真だと明るく見えますが、これは夜明け前の時刻です。

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<おまけ2>臨港パークから山下公園付近の花火がこんな感じで撮影できます。この写真のみEOS6D+EF70-200mm f/4L IS USM、焦点距離:165mm。

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