撮影記録 棚田3/100選をめぐる その1:大浦の棚田
日本には、農林水産省認定の【棚田百選】があるのはご存じでしょうか?中でも海に沈む夕日と棚田のコンビネーションで知名度の高い、長崎県と佐賀県の棚田に行ってきたのでまとめます。記事の目的は、これから撮影する方に役立つ情報をお知らせすることです。
今回の交通手段は自動車です(※電車やバスではいずれも行きにくい場所にあるため、自動車がオススメです)。棚田の撮影は持っていくレンズにも悩まされるところだと思うので、写真ごとの焦点距離も今回は詳しく書きます。
まずは【大浦の棚田】から。
<アクセス情報>
- 道路状況:細い山道が部分的に有だが、一番眺望が良いところの道路は整備されている
- 撮影日:2013/04/19
- 駐車場:なし
- トイレ:なし
1000枚以上の棚田から成る、スケールの大きい棚田です。全体的によく手入れされていて、ほっとします。棚田を見下ろすと、爽やかに海風が感じられ、空を優雅に舞うサギや燕の姿を見れば、しみじみ来てよかったと思いました。
EOS6D+SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM
海の方に視線をめぐらせれば、島々が点々と連なっています。折り重なる棚田と海の組み合わせは棚田100選の中でも珍しいものです。
EOS6D+EF70-200mm f/4L IS USM, 焦点距離:70mm
4月後半はちょうど田植えの真っ最中で、既に水ははられた状態です。作業を邪魔しないようにお邪魔させていただきました。
EOS6D+EF70-200mm f/4L IS USM, 焦点距離:200mm
EOS6D+SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM
このあたりの棚田にはアオサギ、ダイサギ等サギ類が沢山飛んでいました。
EOS6D+EF70-200mm f/4L IS USM, 焦点距離:200mm(トリミング)
実は訪問前はそこまで期待していなかったのですが、思っていた以上にこの棚田はスケールが大きく、見ごたえのある風景で心が洗われました。この時間、撮影に来ている人は誰もいないようでしたが、どうしてなのか不思議なほどです。
次回は【浜野浦の棚田】です。