Iittala Bird(イッタラバード)コレクション 中型サイズ編9 Golden kiwi
本日紹介するのは、前回のGolden dove繋がりで、Golden kiwiです。
イッタラバードのkiwiシリーズは、ibisと同じように沢山のカラーバリエーションがあって、どれも素敵です。kiwiはibisと大きさは同じくらいですが、尾がなく丸いお尻をしているのと、嘴がまっすぐなのが主な違いです。
下の写真は、iittala museumに展示されているkiwiズで、左上からLagoon kiwiとJewelled kiwi、左下からBeach kiwiとRocky kiwiです。
Golden kiwiは中でも本物のキウィに近い色合いのバードで、ベースは透ける茶色に、黒のラインがふんわりと入っています。嘴は黒。
このボディの黒いラインは、Birds by Toikkaではよくあるパターンで、左右で流れの向きが違います。バードの模様には、他にも斑やコントロールバブルなど様々なパターンがありますが、個人的にはこの流れる波状のパターンが、鳥の羽毛っぽくて一番好きです。
脚の付け根のあたりをクローズアップ…なんとも精緻なパターンです。
上から見ると結構四角い形をしていますね。Golden doveと同じようにぬめっとした輝きがあります。
脚の下には手彫りのサインとお馴染みイッタラマーク。
ここまでは客観的な紹介のため、太陽光が全体に回る状態で撮影しておりますが、Golden kiwiは逆光で見るのが何より美しいです。色合いは茶・黒のみと控えめなバードですが、逆光のボディの透け感は格別、背中側の琥珀色から脚元の温かみのある茶色へのグラデーションが素晴らしいです。まあるい形と、うつむき加減の表情がなんとも可愛らしく、お気に入りのバードとなりました。
飛べない鳥、キウィの体格と立派な脚がしっかり表現されたGolden kiwi。かなり写実的なバードの1つではないかと思います。
ヘルシンキのアンティークショップで購入。
Kiwi in Zespri Green