撮影記録 秋の八甲田山紅葉狩り<蔦沼編>
JRのポスターなどでも使われてるので、知名度が高そうな青森県の撮影名所、蔦沼。ちょうど紅葉真っ盛りの時期に訪問することができました。紅葉の見ごろは短いですが、八甲田山は高低差があるので、どこかの場所で見ごろの紅葉を見ることができるのが良いですね。2015年は、10月下旬の段階で、八甲田山=積雪、紅葉は終わり、蔦沼=紅葉真っ盛り、奥入瀬=紅葉はまだ、といった状況でした。
ポイントは蔦沼の後ろから昇る朝日によって赤く照らされる紅葉の木々。そのため、日の出前からが待機時間となりますが、撮影ポイントとして有名すぎるのか、夜明け前の真っ暗な中でも沼のデッキは三脚だらけで混雑しています。しかしながらこの撮影ポイント、三脚は個人的には持参の必要ナシと感じました。必要なのは早起きする気合だけです。
肝心の朝日が差し込むタイミングでは十分な光量があるので、スチル写真だけの撮影ならISOは100でも三脚なし、手振れなしでいけます。私は三脚もっていきましたが、途中でカメラを外してしまったくらいです。また、沼周辺は真っ暗ですし、足元には霜が降りていて危ないので注意してください。
<アクセス情報>
- 撮影日:2015/10/23
- 駐車場:かなり大きな駐車場あり。
朝日の昇る前の蔦沼のこんな感じ、すでに綺麗ではありますが…(この写真のみ三脚で撮影してます)
朝日が昇ると山肌の影と、朝日の赤のコントラストがくっきりと。
ここまで、EOS6D+SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM。以降はEF70-200mm F4L IS USMにレンズチェンジ。
日が昇るにつれて影の形が少しずつ変わっていく面白さがあります。
朝、風のない静かな水面に映る林の風景はやはり早起きの価値があると感じました。個人的には山肌の影がなくなった後の沼の鏡張りが一番素敵と感じました。
この付近には蔦沼温泉や1周1時間弱の軽いお散歩コースもあり、そちらもまた色とりどりの紅葉が素晴らしかったです。
蔦沼の撮影後にはこちらも是非チャレンジしてみては。