Iittala Bird(イッタラバード)コレクション 大型サイズ編3 Harakka/Magpie/カササギ
今週のお題「七夕」
Hatena blogのお題にかこつけて、なんとか七夕の日にupしたかったイッタラバードのHarakka/Magpie/カササギの紹介です。フィンランド語では「ハーラッカ」という発音で呼ばれるこの鳥、七夕と関係がありまして、織姫と彦星をつなぐ架け橋になった鳥だそうです。あとは、村上春樹の小説『ねじまき鳥クロニクル』の第1部が”泥棒かささぎ編”でしたね。日本だと九州の一部でしか観察できませんが、世界に広く広がっている種です。実際の姿はこんな感じ。翼を広げると風切羽の白さが目立って綺麗な鳥です。オナガと同様、カラスの仲間です。
Birds by Toikkaのカササギは2012年に再販されましたが、このモデルは過去に販売されていたもの。シールもNuutajarviのものです。現行品に比べると首が太く、短め、翼の意匠も大き目でより堂々としている印象。長めの尾が滑らかに伸びる、精悍なシルエットがとても気に入っています。上の写真と比べてもらえれば、かなりリアル系のバードであることが分かると思います。
翼と頭部が青いラスターカラー、ボディはベースが白に透明なガラス、黒いガラスが被さっています。
上から見ると首を少し横に向けています。
ベースが白い不透明なガラスのバードなので、直接光があたらない場所においても映えるバードですが、日光の下ではラスターカラーが青く輝きさらに美しさを増します。白いベース、ラスターカラー、黒の3つのカラーが出会うところが特に美しい。お腹のサインは手彫り。
色味こそ地味ですが、堂々とした体格で存在感のあるバードです。リーヒマキのマーケットで購入。
ところで、イッタラバードのお腹のサインで、Nuutajarvi Notsjo(aとoの上に点々を出したいのですが、うまく出ず)と彫られているのが何なのか、ずっと気になっていたのですが、今回ヘルシンキで解決することができました。Nuutajarviはもちろん、ヌータヤルヴィの工場のこと、Notsjoは、ヌータヤルヴィのスウェーデン語だそうです!フィンランド語とスウェーデン語が併記されるフィンランドならではです。