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旅行記とコレクション中心の記録

白夜のフィンランド アラビアミュージアムに行く

今回の旅の目的はガラスを満喫することでしたが、北欧デザインの陶器も見逃せないということで行ったのがヘルシンキ郊外にあるアラビアミュージアムです。今まで紹介した場所の中で一番行くのが簡単な場所ですが、北欧デザイン好きなら見逃せないところ。今回は参加してませんが、予約すれば現行のアラビア製品の工場見学も有料で可能です。また、同じ建物内にイッタラのアウトレットもあります。

<アクセス情報>

ヘルシンキ市内、6か8番線のトラムでアラビアへ。

開館時間:火曜日-金曜日 12:00-18:00、土日 10時-4時

トラムを降りるとこんな案内が出ています。

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arabia factoryの方へ向かうと、こんな風景。

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建物の入り口はこんな感じ。上から差し込む光と影が良いです。

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ミュージアムはエスカレーターで最上階。途中見える素敵な図書館や青空に感動。入場料を払うと、ここでもアウトレットでA品が20%オフになるクーポンをくれます。

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歴代のアラビア製品がずらりと展示されています。所謂、フィンランドっぽいデザインになるよりずっと前から陶器を作っていたんですね。王冠みたいなマーク以外は初めて見ました。

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 このあたりのマグカップは実際使っている方も多そう。自分の持っているカップが展示されていたら何だか嬉しくなりますね。

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 こちらは現行品の作られ方の展示、プリントながらこんな手順で作られていたんですね。

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市販された製品以外にも、アート作品もいくつか。この鳥大股でがしがしと歩いていそうな姿が目に浮かびます。よく見ると左下にどうみても力士な像がいて気になります…

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走る兎たち。程よいデフォルメと、飛び跳ねる動き、可愛らしさが同居した作品で、これが一番気に入りました。

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 果物??高密度な造形です。

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 出入り口から見るとこんな風景。歴代製品+アートをまとめて見れて良かったです。

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 1階にあるアウトレットは、イッタラ全般製品を取り扱っています。右側がイッタラ。左側はファブリック屋さんでした。アウトレットは日本人率高し!でしたが、ミュージアムは空いていて、陶器好きなら見逃せない内容なので、ここまで来たなら両方行くことをオススメします。カフェや北欧グッズを扱うお店も同居しているので、幅広く楽しめます。

アウトレットでは2010年のアニュアルエッグ(Rosebudのエッグ)がセールになっていたのでゲット。エッグには手を出さないつもりだったけれど、模様に心惹かれて買ってしまいました。

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 このアラビアファクトリー、同じ建物の中にフィスカルス関連の学校?か何かもあるようで、中には入れなかったものの、こんな素敵な展示物をガラス越しに眺めることができました。

よく見るとこれはスコップ!螺旋状に置かれているだけ、ではありますが現代アートになってます。

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ハサミと斧。

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アテネの朝もこんなに沢山あるとまた雰囲気が違いますね。

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オマケ:ヘルシンキ最大のデパート、Stockmanの1階にアラビアの陶板が飾られています。目線をちょっと上にすると見えますので、ファンの方は是非探してみてください。鳥、果物、花々の密度が高い素敵な陶板です。

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