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旅行記とコレクション中心の記録

白夜のフィンランド イッタラ Glass Museumに行く

フィンランドイッタラにあるGlass Museumの訪問記です(アクセス情報はファクトリーツアーの方を参照ください)。ちなみにフィンランド語だと、Glass Museumは、LasiMuseo。フィンランドも地方だと英語通じる率が下がるので、Lasiは覚えておいてよかった単語でした。

外見はこんな感じ。

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建物は2階建て、光溢れる環境の中、イッタラの歴代ガラス製品を堪能しました。

1解はこんな感じで、ガラスケースの中に美しくガラス製品が収められています。

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 Oiva Toikkaの2013年のアニュアルバードやアニュアルキューブと、花瓶…??この緑の葉っぱが肩についているのがなんとも可愛らしい。

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かつて使われていた木のモールド。

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Aalto vaseも各種サイズと色が勢ぞろい。

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 Timo Sarpanevaデザインの優しい色合いのガラスたち。このガラスケースごと、横から見ると、色が重なってまた美しかったです。まずは上から見るとこんな感じ。

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横から眺めると、透けるガラスの色の重なりと、ガラスケース自身への反射が素敵で、何枚もシャッターを切りました。

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2階に上がると、Birds by Toikkaが大量に生息しており、ファンは破顔せざるをえません。部分的に紹介します。

このSong Thrush、シャープな形でとても良い個体だと思います。胸のあたりのコントロールバブルと、背中の斑点模様で、地味な色合いながら存在感がありました。いつか捕獲しようと決心。

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 思っていたよりずっと大きかったDiverのシリーズ。規則正しい網目状の模様が魅力的。

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珍しい脚なしKiikkuri。

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 私の一番好きなバードのKihu/labbeも所蔵されていました。白い波模様は結構個体差があるみたい。

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 他にもアニュアルバードや、Kiwiシリーズなどまとまった数のバードが見られたので大満足です。

アニュアルキューブは小宇宙。

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このお皿や花瓶?の模様、細い白と茶色の螺旋ですが、Tylli/Ringed Ploverと同じ作られ方ですね。

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<参考>Tylli/Ringed Ploverはこんな柄のバードです。

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ガラスに線上の模様を作るモールド等、製作器具もいくつか展示してあります。バードの模様はこんな風に作っていたのか、と納得。

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最後に同じ敷地内のIittala outlet(まさしくiittalaの!)へ。Museumに入館していると、このoutletで正規品は20%off、B品は10%offのクーポンをくれます。免税処理もOKです。

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製造終了品等が置かれているワゴンセールコーナーは、アラビア、イッタラ、フィスカルス製品がかなりお安くなっており、中でも2012年に製造終了になったFiskarinaが300ユーロを切っていたのでお買い上げ。縞模様の入り方や体型が好みのFiskarinaをここで見つけられてラッキーでした。今回の旅行では、他の場所のiittala outletも行ったのですが、セール対象品は場所ごとに違ったので、買い物もより楽しめました。フィンランドだと、製造終了になるとセール品の扱いになるのは、日本とは違いますね。

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この博物館、歴代ガラス製品が美しく展示され、さらに撮影OKと有りがたい環境。フィランドのガラスのファンならオススメの場所です。アウトレットに比べると、人が少なく、じっくり観賞できます。